KeiganALIが自己位置を見失いやすい(ロストする)
移動する可能性のある物体(移動物体)をマップ作成時にスキャンした際、実際の運用時にそれらの荷物が移動されていると、自己位置ロストが発生しやすくなります。
- エラーコード:
110
- エラー内容:
Path not found
(経路が見つからない)
自己位置ロストが発生した場合、マップ上の AMR
の場所と、実際の位置や方向が異なる状態になります。
自己位置を見失いやすい場合の対策
マップの作成時、移動物体を、できる限り配置しないでください
- 台車
- 移動棚
- パレット
現状のマップに移動物体が多い場合、マップの再作成を行って下さい。
移動物体が、壁など動かないものから離れている場合(隣接していない場合)は、マップ作成後、「マップ修正」機能にて、移動物体を消去することができます。
この場合、自己位置の参照としては使用されなくなりますが、実際に物体があり、センサーで検知できる場合は回避することができます。